チェン「お兄ちゃん」とマッチレース!

[ 2009年7月18日 06:00 ]

<横・中>完封勝利を挙げ、笑顔の中日・チェン(中央)を迎える落合監督(左)

 【中日12-0横浜】大量リードに守られた中日のチェンが、横浜打線を力でねじ伏せた。散発3安打、自身初の無四球で今季2度目の完封勝利。5月3日の横浜戦以来2カ月ぶりの3勝目で防御率1・45でリーグトップに返り咲いた。

 「無駄な四球を出さずに厳しいコースで抑えたいと思っていた。初回から全力でいきました」

 初回、先頭の吉村に3球連続直球を投じて空振り三振。これで勢いに乗った。ここまで3勝はすべて横浜戦で、2完封を含めていずれも無失点。合計33回で1失点と完ぺきに抑え込んでいる。

 「横浜戦?それは偶然です。なかなか勝てずにきつかったけど、自分の投球をすることだけを考えていた」。防御率は、同僚の吉見とのマッチレース。「お兄ちゃんのような存在。吉見さんのように勝ち星も挙げたい」。若き左腕の快投で3連勝。巨人とのゲーム差も4・5まで縮めた。

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2009年7月18日のニュース