足元改革!松坂 軽量スパイクで復活目指す

[ 2009年7月18日 06:00 ]

 レッドソックスの松坂がスパイクの軽量化で完全復活を目指す。フロリダ州フォートマイヤーズでの練習では、すでにナイキ社関係者から渡されたスパイクを使用。重量は400グラムを超えていた従来のものから約355グラムまで落とした。

 ナイキ社関係者は「本人の要望を聞き入れる形で軽量化を図った」と説明。軽量のエナメルとスエードの2種類を用意し、右足つま先につける投手用の防護カバーも取り除いた。松坂も「投球はやっぱり下半身主導。左足の上げ方、角度は本当に微妙なもの」と話しており、軽量化でより繊細な足の動きを可能とするのが狙いだ。さらに歯の本数も前方6本、後方3本の9本歯から、前3本、後ろ3本の6本歯に変更。硬いマウンドのひっかかりをなくす効果も期待できそうだ。

 この日は6日のキャンプ開始から初の休養日。17日から再び過酷なトレーニングを行うが“足元改革”は復活への強い思いが込められている。

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2009年7月18日のニュース