八丈 離島勢最後のトリデ守った!

[ 2009年7月18日 06:00 ]

<東洋・八丈>サヨナラ勝ちしてスタンドにあいさつする都八丈ナイン

 【東東京・八丈5―4東洋】八丈が、離島勢最後のトリデを守り抜いた。延長10回2死一塁から槇野の左翼線二塁打でサヨナラ勝ち。就任3年目の斉藤監督は「生徒が(離島勢で)残っているのは自分たちだけだから勝って盛り上げようと話していた。勝ててうれしい」と笑みを浮かべた。例年なら島内でOBとの練習試合だけで大会に臨むが今年は5月、監督就任3年目で初の遠征を敢行した。埼玉での練習試合6試合は1勝5敗だったが対外試合を積んだ経験は大きかった。

 開会式前日の10日に東京入り。ナインは八丈島に一度帰ることも検討したが、連休中で船を確保することができず断念した。宿泊費など遠征費用約200万円の大半は保護者が負担するという。あと1勝で過去最高の95年夏、16強に肩を並べる。「その記録を塗り替えていきたい」と槇野。ナインの鼻息は荒い。

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2009年7月18日のニュース