松井秀「ヒットが2本出たわけだし…」

[ 2009年7月18日 13:52 ]

タイガース戦の7回、この試合2本目の安打となる中前打を放つヤンキース・松井秀

 【ヤンキース5-3タイガース】松井秀の後半戦は、得点機での打席で始まった。先制され、1点を追う一回2死一、二塁。低めの変化球を2球空振りし、ボール球を見逃した後の4球目。外角に構えた捕手のミットよりやや内側に甘く入った球をたたく。初打席は、右前への同点適時打となった。

 7月に入ってから出場した前半戦10試合のうち、8試合で安打を記録したいい流れを、後半戦でも維持している。試合のなかったオールスター期間中の4日間は静養に充てたという。リフレッシュし、折り返しの初戦から好機できっちりと結果を出した。
 ジラルディ監督は、後半戦の松井秀について「基本的に指名打者で使う」と話し、起用法はこれまでと大きく変わりはなさそう。だが、体調は上向き、休養も十分。七回には中前打し、初戦は2安打とした。松井秀は「ヒットが2本出たわけだし、よかったと思う。(打撃は)全体的に感じがいい」。好感触を得ての、後半戦スタートとなった。(共同)

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2009年7月18日のニュース