広島 終盤に集中打!連敗7で止める

[ 2009年7月18日 21:21 ]

 【広島8-4ヤクルト】3万人を超えるファンの声援を一身に浴びながら、お立ち台に上った。広島の末永は「歓声にしびれました」と興奮した表情で大粒の汗をぬぐった。七回から代打で出場。2安打4打点の活躍で、連敗を7で止める立役者になった。

 ヤクルトのデントナにいいようにやられ、追い付いては突き放される展開。3―3とした直後の八回にまたしてもデントナに適時打を打たれ、敗戦ムードが漂った。その嫌な流れを、これまで湿りっぱなしだった打線が一掃した。
 1死からマクレーンの左前打をきっかけに、五十嵐に畳み掛けた。一、二塁から梵が同点の二塁打を右翼線に運び、2死満塁から末永が左中間へ走者一掃の二塁打を放った。さらに続く東出の三塁打でこの回一挙5点。これまでの貧打がうそのように、打球は次々と外野手の間を抜けていった。
 マツダスタジアムでは6月21日を最後に約1カ月近く、勝利を挙げていなかった。末永は「連敗のことは忘れて、これから連勝していきます」と力強かった。

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2009年7月18日のニュース