後半戦も続く!イチロー12戦連続安打

[ 2009年7月18日 06:00 ]

インディアンス戦の3回、左前打を放つマリナーズのイチロー

 【マリナーズ1-4インディアンス】マリナーズのイチローがインディアンス戦の3回に左前打を放ち、12試合連続安打で後半戦のスタートを切った。昨年のサイ・ヤング賞左腕リーに追い込まれながら、内角高めの150キロを両腕を折り畳み無理せず左へライナーで流した。

 ただチームは球宴休みの3連休が影響したのか、動きが鈍く4失策するなど中地区最下位相手に後味悪い黒星発進。「(球宴に)参加していない人の方が難しい。エラーが多くなったり傾向が出る」と一定の理解は示しつつ「僕らは勝たなきゃいけないんでね。負けているチームとやっているわけだし」。今季のチームに手応えを感じるからこそ厳しい言葉が出た。

 この日、米紙USAトゥデーがイチローとマウアー(ツインズ)の首位打者争いについての特集記事を掲載した。現時点で既にタイトル争いはこの2人に絞られたという内容。イチローがマ軍入りした01年以降のア・リーグで2度以上首位打者を獲得したのはこの2人だけ。ハイレベルなマッチレースに、米メディアも注目している。

 ≪城島“猛打賞”スタート≫マリナーズの城島が、今季2度目の3安打と最高の後半戦スタートを切った。守備でも盗塁を2個刺した。「自分の肩とボールの感覚が一致している。プロとして自分のプレー上、何の支障もないよう過ごした」と球宴休みを生かし、リフレッシュした様子。松井稼と同じく、城島もこれまで前半戦(・264)に比べ後半戦(・284)に強い。激しい正捕手争いの中で、いきなり存在感を示した。

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2009年7月18日のニュース