今度は篠田…広島快挙だ連続無四球完封!

[ 2009年4月13日 06:00 ]

<広・中>8回2死、一塁、小山の打球に一塁カバーむかう篠田純平

 【広島10―0中日】わずか99球。入団して以来の課題だった制球難は影を潜めた。2年目左腕の篠田がプロ初完投を、4安打無四球で完封。新球場が2日続けて歓喜に包まれた。

 「最後はばてたけれど、とても気持ちいい。完封?意識したのは最終回だけ。それまではいつも通り打者を抑えていこうと、それだけでした」
 ドラフト1位左腕は昨季後半からローテーション入りしたものの、制球難が課題だった。2年目の今オープン戦でもまだ制球に苦しんだが、この日は開き直った。「細かい制球力はないから打者をねじ伏せるつもりで投げた」。腕を振ることだけに集中すると変化球の精度も増して7奪三振。踏み込んだ右足に体重が乗って、球威も増した。7回1失点だった5日の巨人戦の今季初登板に続いて安定感を示した。
 前日の前田健の完封に刺激を受けていた。2歳下の右腕が、自らの誕生日にマツダスタジアム初勝利&完封。「いいなあ…って。誕生日で新球場初勝利でしかも完封。いいところを全部持っていった。次に投げる人のことを考えているのかな、って思いました」と苦笑いしたが、負けてはいない。完封での今季初勝利。球団では97年の大野、山内以来12年ぶりとなる先発投手による2試合連続完封勝利だ。
 前田健、そして篠田と連日若手の力で貯金2.鯉のぼりの季節を待たずして、広島が勢いに乗ってきた。

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