松坂 ノーワインドアップから“テス投”

[ 2009年4月13日 06:00 ]

 レッドソックス・松坂が直球の球威復活へ向け、ノーワインドアップからの新投法をテストした。エンゼルス戦の試合前に、ブルペンで立ち投げを含む90球を投じたが、すべてが上原(オリオールズ)のように胸の位置でグラブを止めるノーワインドアップ。「自分の感覚として修正したいというか、感覚が戻ってくるか試してみたかった」と、メジャー3年目での初の試みの意図を説明した。今季初登板となった9日のレイズ戦では最速92マイル(約148キロ)止まり。松坂自身も「真っすぐが走らなかった」と話し、豊富な変化球を生かすためにも本来のスピードを取り戻すことは急務で「次の登板はノーワインドアップだけで投げるかもしれません。ぎりぎりまで悩むでしょうけれど…」と“新フォーム”で14日のアスレチックス戦に臨む考えも示した。

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2009年4月13日のニュース