オリの勢い!小松つないだ12勝目

[ 2008年9月9日 21:22 ]

7回3失点で12勝目を挙げたオリックス・小松

 【オ4―3ロ】オリックスは3点を先制した直後の3回に追いつかれたが、5回2死一、二塁から後藤の二塁打で再びリードした。小松が7回3失点で12勝目、継投も決まった。ロッテは7回1死一、二塁を、走塁ミスもあって生かせなかった。

 ≪クッキリ新人王にも興味なし≫試合中に気持ちを立て直せる精神的な強さが、オリックス・小松の持ち味だ。3点を先制した直後の3回に同点とされたが「仕切り直しのつもりでいった」と言う。悪い流れをすぐに断ち切り、7回3失点で12勝目を挙げた。
 3回は先頭の里崎に右前打を許したのをきっかけにつかまった。「内角をうまく攻められなかった。本当に申し訳なかったけれど、僕にできるのはその後を抑えることだけ」。開き直ることで、乱れた制球を修正した。
 パ全球団から白星を挙げ、新人王もはっきりと視界に入ってきた2年目の右腕。それでも「(タイトルは)最後についてくるもの」と興味を示さない。狙うはプレーオフ進出のみ。小松は「クライマックスだけを見て、必死にやっていく」と力強かった。

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2008年9月9日のニュース