沖縄 シード首里まさかの初戦敗退

[ 2008年6月22日 06:00 ]

 第90回全国高校野球選手権記念大会(8月2日から17日間、甲子園)の地方大会は21日、南北海道大会が開幕。函館地区で2試合が行われた。沖縄大会は9試合が行われ豊見城などが1回戦を突破したが、シード校の首里が初戦で敗れる波乱があった。また、静岡、長野、東大阪、西大阪、岡山大会の組み合わせがそれぞれ決まった。22日は、北北海道大会が開幕する。

【高校野球コーナー
沖縄結果


 <沖縄・涙の首里エース>【首里5―6那覇西】沖縄県勢で初めて甲子園の土を踏んでから50年目の夏はまさかの初戦敗退。7回を11安打6失点で降板したエース金城は「OBの期待に応えられず、悔しいです」と涙をこらえながら言った。1点を追う9回1死二塁で下地健が放った強烈なライナーは投直となり、二塁走者が飛び出して併殺で幕切れ。町原監督は「いい当たりはことごとく正面だった」と肩を落とし、真栄平(まえひら)主将は「来年は頑張ってほしい」と夢を後輩たちに託した。

 <沖縄・死力つくした那覇西金星>アクシデントを乗り越えて金星を手に入れた。30度を超す暑さで足をつる選手が続出。4番・玉城、守備の要である遊撃・金城昌が途中交代したが、死力を尽くしてシード校の首里を撃破だ。照屋監督は「粘り強く戦ってくれた。自信になる勝利」と選手の奮闘に感動していた。

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