福留 自己最長6戦連続安打、3割復帰

[ 2008年6月22日 08:30 ]

 米大リーグ、カブスの福留孝介外野手は21日、シカゴでのホワイトソックス戦に「1番・右翼」で出場、5打数2安打1打点だった。内容は二ゴロ、中飛、右前適時打、遊飛、左翼線二塁打で打率は3割。チームは11―7で勝った。

 ≪打率3割復帰≫福留は、中堅から守り慣れた右翼に戻った。1回の先頭打者が放った「思ったよりも球が飛んでこなかった」という前方の難しい飛球を飛び込んで好捕。試合開始直後のプレーに満員の観客は沸いたが「普通に捕りにいっただけ」と淡々としていた。
 相手の先発投手は元キューバ代表のコントレラス。「アマチュアの時に、けっこう数(多く)対戦している」という右腕に1、2打席は凡退したが、第3打席はカウント1―3からの速球を右前にはじき返した。制球が良くないことを頭に置き、徹底した変化球攻めにも動じない。「走者をためる方が嫌だろう」と冷静に見極めて有利なカウントに持ち込み、4―4の同点に追い付く右前適時打を打った。最終打席でも左翼線二塁打を放ち、大リーグ自己最長の6試合連続安打を記録。前日に続く複数安打(今季25度目)で打率を3割に戻した。(共同)

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2008年6月22日のニュース