大活躍!小池はすっかり「ドラ戦士」

[ 2008年6月22日 23:38 ]

お立ち台でマスコットのドアラに抱きつかれる中日・小池

 【中7―5ロ】勝ち越しの2走者をかえした小池が、二塁ベース上で手を叩いた。中日のユニホームに袖を通して6日目。「初めてのヒットらしいヒットで、ましてタイムリー。興奮した」と日焼けした顔をほころばせた。

 2回に自身の内野安打で追いついてから、チームは6回まで無安打。久しぶりの好機となった7回2死一、二塁でカットボールを強振、打球は左翼手の頭上を越えた。
 2005年には20本塁打したパンチ力を持つ小池だが、今季は横浜で1軍の試合出場はなかった。それでも「上に呼ばれた時は、自分の持ち味の思い切り振るスタイルを出していこう」という気持ちを持ち続け、移籍後すぐの活躍につなげた。
 中日は今季初の5連勝。あと1敗で負け越しとなってから踏ん張り、交流戦を五分で終えた。「きのうまで野球らしい野球をしてなかった。とても充実している」。働き場所に飢えていた新戦力が、反攻の起爆剤となりそうだ。

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2008年6月22日のニュース