岩村、松井稼無安打 レイズ怒りのサヨナラ勝ち

[ 2008年6月22日 10:51 ]

アストロズ戦の8回、ブラムの三ゴロで一走リー(45)を二封するレイズの岩村。悪質なスライディングを受け併殺ならず

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は21日、セントピーターズバーグで行われたアストロズ戦に「1番・二塁」で出場、3打数無安打だった。内容は三振、遊飛、二ゴロ、四球。打率は2割6分8厘。

 アストロズの松井稼頭央内野手は「2番・二塁」で出場、4打数無安打だった。内容は三振、遊ゴロ、三振、左飛。打率は2割6分6厘。レイズが4―3でサヨナラ勝ちした。

 ≪岩村「体張ったかいあった」≫レイズは逆転サヨナラ勝ち。伏線は8回の守りにあった。1死一、三塁からの三ゴロで岩村は併殺態勢に入ったが、滑り込んだ一走リーの足をつかむように見えるプレーで一塁に送球できず、勝ち越し点を許した。マドン監督は猛抗議したが、守備妨害はなし。ちなみに二塁塁審は一昨年のWBC、米国―日本戦での判定変更で物議を醸したデービッドソン審判員だった。岩村は「あれは野球じゃない」と憤慨しながらも「あの後、2点取ると信じていた。体を張ったかいがあったかな」とほほ笑んだ。(共同)

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2008年6月22日のニュース