松坂 故障後初ブルペン、7割程度で69球

[ 2008年6月12日 09:38 ]

ブルペンで投球するレッドソックスの松坂

 右肩の張りで故障者リスト(DL)入りしている米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手が11日、故障後初めてブルペンで計69球の投球練習を行った。13日にもう一度ブルペン入りするが、20日以降とみられる復帰登板については未定。

 試合開始から約5時間前、グラウンドに出た松坂はキャッチボールなどを行うと、久しぶりのブルペンへ向かった。捕手を座らせて52球。カーブ、スライダー、チェンジアップなど豊富な球種をまんべんなく試し「(力は)7割くらい。球の強さというよりも、試合に投げるためのポイントを確認した」と話した。
 5月27日に肩の異常を感じて以来、約半月ぶりの投球練習に「休養明けの肩は、調子がいいと錯覚しやすいので抑え気味に。まあ僕が抑えようと思わなくてもストップが入るんで…」。ファレル投手コーチらが投げすぎないように監視する中での調整を冗談めかすなど、表情は明るかった。(共同)

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2008年6月12日のニュース