大石オリックス「びっくり感動」大逆転劇

[ 2008年6月12日 06:00 ]

大石監督代行(左)は最後を締めた加藤を笑顔で出迎える

 【オリックス6―5横浜】オリックスが終盤に5点差をひっくり返し、鮮やかな逆転勝ち。チーム一丸の勝利で就任後8勝7敗と白星が先行した大石監督代行は「びっくりした。全員がいい仕事をした」と喜んだ。

 現役時代に4度盗塁王に輝いた指揮官らしく、決勝点は“足攻”で奪った。8回に同点とした後、右手人さし指骨折の大引に代わって先発出場した森山が二塁内野安打で出塁すると「ウチでトップか2番目の足だから」と迷うことなく「行けたら行け」のサインを出した。森山は見事に二盗を決め、続く坂口の浅い中前打で勝ち越しのホームを踏んだ。
 森山は「(盗塁は)けん制の雰囲気がなかったので行った。期待に応えられて良かった」と初のお立ち台で笑顔。3連敗を阻止して3位の楽天とは5ゲーム差。指揮官もナインもまだまだあきらめていない。

 ▼オリックス・本柳(8回の1イニングをピシャリと抑え今季初勝利)0点というだけじゃなく、3人で抑えたかった。白星はうれしいですね。(2番手で好投の)川越さんにも打者陣にも感謝です。

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2008年6月12日のニュース