岩村2安打1四球 チームは敗れる

[ 2008年6月9日 09:43 ]

レンジャーズ戦の3回、中越え二塁打を放つレイズの岩村

 米大リーグ、レイズの岩村明憲内野手は8日、アーリントンで行われたレンジャーズ戦に「1番・二塁」で出場し、4打数2安打だった。内容は左飛、中越え二塁打、左前打、三振、四球。打率は2割7分2厘。チームは3―6で敗れた。

 ≪「愚行」に首ひねる岩村≫レイズのベンチが一気に凍り付いた。2点を失った4回の守りの後、先発ガーザと捕手ナバロがベンチで言い争った。さらに6回。先頭の岩村が、3回の中越え二塁打に続いて左前打で出塁し、3番アップトンの2ランで追い上げた直後。三振に倒れた4番ヒンスキーが球審への暴言で退場処分を受けた。エネルギーをぶつける先を誤ったレイズは、そのまま敗れた。
 今季の快進撃に水を差すような、後味の悪い敗戦。岩村は「身内でああいうことをして、どうすんの。レベルの低い野球だった」と味方の“愚行”に首をひねる。ただ「ここはメジャーなんだから、誰も引きずらないよ」。不協和音を心配する声をぴしゃりと打ち消した。(共同)

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2008年6月9日のニュース