松井秀 6試合連続安打も敗れる

[ 2008年4月25日 13:59 ]

ホワイトソックス戦の9回、左前打を放つヤンキースの松井秀

 ヤンキースの松井秀喜外野手は24日、シカゴで行われたホワイトソックス戦で3試合連続の「4番」に入り、3打数1安打で6試合連続安打。内容は三邪飛、敬遠四球、遊飛、四球、左前打で打率は3割2分4厘。チームは6―7でサヨナラ負けした。

 ≪未明終了を笑い飛ばす≫雨天で開始が34分間遅れた。さらに3回途中で51分間の中断があった。そしてサヨナラ負け。松井秀は慌ただしく移動の準備をしながら試合を振り返った。
 同点の9回に勝機はあった。1死一塁で4番の松井秀が打席に立った。左腕ローガンにスライダー3球で2―1と追い込まれる。4球目のスライダーを何とかカットし、最後は150キロの速球を左前に打った。
 「どうしてもスライダーが頭にあるから、真っすぐに詰まってしまった。でも結果的には良かった」。6試合連続安打で好機を広げたが、続くポサダが二ゴロ併殺打に倒れた。
 それでも午前0時を過ぎたクラブハウスに暗さはなかった。「去年のデトロイトに比べたら百倍まし」。サヨナラ負けで午前3時半に終了した昨年8月のタイガース戦のことを言う。うんざりするような試合を笑い飛ばし、次の戦いが待つクリーブランドへ向かった。(共同)

続きを表示

2008年4月25日のニュース