延長11回2死 赤田サヨナラ満塁弾

[ 2008年4月25日 22:58 ]

11回、西武2死満塁、サヨナラ弾を放ち一塁へ向かう赤田

 【西9―5オ】西武が今季2度目のサヨナラ勝ち。5―5の延長11回2死満塁で、赤田が左越え本塁打を放って試合を決めた。グラマンが今季初勝利。オリックスは11回2死満塁の勝ち越し機で、カブレラが二ゴロで凡退したのが響いた。

 ≪最高の場面!気持ちいい!≫赤田が決めた。5―5の延長11回だった。安打と四球で2死一、二塁。代わった高木から大島が四球を選んで満塁となり、打席へ。
 「いい場面で回ってきた」と気合十分の1番打者は、1ボールの後の2球目をフルスイングし、左翼席に運んだ。サヨナラ満塁ホーマーに「気持ちいい!」を連発した。「打った球は何か覚えていないけど、ストライクでした」と満面の笑みだった。

 ≪7番手・高木、力尽きる…≫オリックスは連夜のサヨナラ負け。7番手の高木は制球が安定せず、同点の延長11回2死一、二塁から四球でピンチを広げ、赤田にサヨナラ満塁弾を浴びた。
 高木は「打者に気持ちで向かっていこうとしたが、結果がこうなって申し訳ない」とうなだれた。コリンズ監督は「最後の投球が勝敗を分けたとは考えていない」と左腕をかばった。

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2008年4月25日のニュース