立正大 劇的逆転サヨナラ勝ち

[ 2008年4月17日 06:00 ]

 東都大学野球春季リーグ第2週第2日は16日、神宮球場で2回戦2試合を行い、第1試合では立正大が日大に劇的な逆転サヨナラ勝ち。連勝で勝ち点を挙げた。菅井聡投手(3年)はリーグ戦初勝利。第2試合は今秋ドラフト上位候補の亜大・岩本貴裕外野手(4年)が今季1号2ランに決勝打。青学大に雪辱して1勝1敗のタイに持ち込んだ。

【日程&結果


 <立正大 菅井、3球で初勝利>3年生の菅井がわずか3球でリーグ戦初勝利をマークした。9回2死二、三塁から登板して縞田を中飛。その裏の逆転サヨナラ勝ちで白星が転がり込んできた。「ずっと中継ぎをやってきたからピンチでも平気だった」と通算17試合目での1勝ににんまり。前日の1回戦では先発で4回無失点も右ふくらはぎがつって降板していただけに「次は先発で白星をつけられるように頑張りたい」と話した。

 <亜大 岩本1号!3打点>今秋ドラフト上位候補の主砲・岩本が今季1号を含む2安打3打点で勝利に貢献した。3回の右中間2ランに8回は決勝右前打。リーグ戦通算14本目となるアーチに本人は「ホームランは意識していません」と話したが、見守った西武・鈴木編成部部長は「パワーがあるね。肩も強いし、左打者では抜けている」と高評価。3回戦ではマウンドに立つ可能性もある“二刀流”は「投げる覚悟です。頑張ります」と意気込んだ。

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2008年4月17日のニュース