黒田初黒星…3回6失点と炎上

[ 2008年3月15日 06:00 ]

<アストロズ・ドジャース>2回、先制中前打を浴び、ベースカバーに走る黒田(中央)。右は三塁走者・テハダ

 【ドジャース6-7アストロズ】ドジャースの黒田がアストロズ戦に先発し、3回6安打6失点。メジャー4試合目の登板で初黒星を喫した。前回8日のカージナルス戦で課題となった(1)スライダーの制球(2)初球ストライクの取り方――を念頭に置いての登板だったが、主力が中国遠征中で控え野手陣の2失策が絡んで失点。それでも「(失策は)シーズン中もあること。球が高いのが一番(の原因)。バランスがおかしいときがあった」と反省が口をついた。収穫はバークマン、リー、テハダの強力クリーンアップを6打数1安打2三振に封じたこと。テハダも「黒田は球がよく動いていた」と舌を巻いた。次回は18日のマーリンズ戦で、5回約80球をメドに登板する。

 <アストロズ 松井稼、15日復帰が内定>でん部の痛みを訴え8日以降の試合を欠場中のアストロズ・松井稼の復帰が15日のインディアンス戦に内定した。この日は守備と打撃の通常メニューを消化。治療のために一度ヒューストンに戻り、医師から薬を処方してもらうが、回復は順調で「練習はしっかりできているし、あとは試合の感覚」。練習後にはド軍の黒田と談笑し「きょうは対戦できなかったけど、シーズンがまだあるので」と話していた。

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2008年3月15日のニュース