五輪“予行”星野監督6月に阪神指揮

[ 2008年3月15日 15:30 ]

 野球日本代表の星野仙一監督が6月27、28日に甲子園球場で行われるウエスタン・リーグの阪神―広島で、北京五輪へ向けた実戦感覚を養うため、阪神ベンチで指揮を執ることになった。

 昨年12月の五輪アジア予選で韓国、台湾を破って五輪出場権を獲得したが、8月の日本代表の五輪壮行試合、五輪本番までかなり間が空いてしまう。“試合勘”を鈍らせないためにと、監督自らがこのプランを温めてきた。このほど12球団の了承を得て実現にこぎつけた。
 2軍とはいえ、阪神は2003年に18年ぶりのリーグ優勝に導いたチーム。試合当日は田淵、山本、大野の3コーチとともに「JAPAN」のユニホームを身にまとってグラウンドに立つ。星野監督は「ブランクがあると不安が出る。おれたちにとってもオープン戦。ユニホームを着ると全然違うから」と意欲的。悲願の金メダル獲得へ向け、星野ジャパンは首脳陣もトレーニングを“開始”する。

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2008年3月15日のニュース