松井秀無安打も“開幕左翼”確実に

[ 2008年3月15日 09:05 ]

レッズ戦の第4打席、三振に倒れてベンチに引き揚げるヤンキースの松井秀。奥はジラルディ監督

 ヤンキースの松井秀喜外野手は14日、フロリダ州サラソタで行われたレッズ戦に「3番・指名打者」で出場し3打数無安打だった。内容は四球、中飛、中飛、空振り三振。試合は延長10回途中降雨コールドゲーム、7―7で引き分け。

 松井秀は中堅手の定位置より深い飛球を2本放ったが、いずれもフェンスには届かず。3打数無安打だった。「スイングは悪くないけど、詰まってしまった。同じような当たり」と振り返った。それでもジラルディ監督は「マツイは強い打球を打っていた。いい兆しだ」と振りの鋭さを喜ぶ。
 手術を受けた右ひざを考慮して指名打者で開幕に臨む予定だった。だが乱闘に加わったカブレラの開幕からの出場停止処分がこの日発表され、左翼での開幕戦出場が確実となった。「いるメンバーでその時頑張るしかない」と6年連続で左翼手として迎える開幕をにらむ。(共同)

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2008年3月15日のニュース