10代開幕スタメンだ!坂本4打点

[ 2008年2月20日 06:00 ]

紅白戦で坂本はタイムリー左前打を放つ

 この男、タダ者じゃない!巨人の坂本勇人内野手(19)が19日、紅白戦で白組の3番・遊撃で先発出場。2安打4打点の活躍で10代開幕スタメンへ猛アピールした。

 「思い切っていこうとした結果です」と振り返ったのは7回2死満塁、鈴木誠の内角スライダーを左前にはじき返して2点適時打。8回2死一、二塁でも中越え2点適時三塁打で計4打点を荒稼ぎし「開幕1軍を狙っています」という宣言通り、結果を残した。これで今キャンプの紅白戦は全4試合にフル出場し、1本塁打を含む5打点。この日は両軍合わせて5失策の荒れた内容で自身も1失策を犯したが、守備のミスを差し引いても原監督は「3番を任されてこれだけ打点を稼いでいる。勝負強い。タダ者じゃないかもね」と絶賛した。

 正遊撃手の二岡は昨年11月に左ひざの手術を受け、現在はリハビリ中。94年の松井(現ヤンキース)以来となる十代開幕スタメンについて「そこまでは考えていないです」と言いながら「頑張ったらついてくる」。伸び盛りの19歳が課題の守備を克服した時、開幕の晴れ舞台は近づく。

 ≪上原 先発復帰へ調整順調≫上原がフリー打撃で今キャンプ2度目の登板。打者4人に101球を投げ、安打性の当たり19本に抑えた。新球シュートで村田善のバットを折る場面もあったが「バッター相手にどうかなと思ったけど、あんまりだった。もうちょっと練習します」。登板後はブルペンで68球の投球練習を行うなど先発復帰へ調整は順調だ。また右脇腹痛でリハビリ組のC班だった内海がB班に復帰。18日ぶりの投球練習を行った。

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2008年2月20日のニュース