金本「初日」からフルスイング解禁

[ 2008年2月20日 06:00 ]

金本は明るい表情を浮かべながらキャッチボール

 阪神・金本が安芸2次キャンプ初日の19日からフルスイングを解禁した。昨秋に手術した左ひざのケアのために米国単独キャンプを終え、合流したばかりにもかかわらず、計70球のティー打撃を実施。今年初めてユニホームを着用した「初日」を精力的に過ごした。

 おろし立てのマスコットバットを全力で振り込んだ。室内練習場に響く快音。「ティー打撃ならフルスイングはできた。違和感はなかったな。たまに痛みはあるけど、耐えられる範囲やった」。左ひざ半月板手術から約4カ月。全力疾走はできないし、スイングへの影響も当然あるが、力強いフォームは手術前と変わらなかった。

 チーム本隊と離れた別調整とはいえ、宿舎到着は午後4時前。「様子見のつもりやったけど、飛ばしすぎたな。気合が入った」。18日夜に食事を共にした新井は、アニキの縦じま姿に「カッコいいです!」と即答した。

 20日には第2段階へ突入。「軽く投げてもらって打つつもり。ピッチャーの球になったらスイングが変わるかもしれん。それで自信がついたらマシンも打ちたい」。完全復活への歩みは力強い。

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2008年2月20日のニュース