松井稼“遅刻”も5年目の貫録

[ 2008年2月20日 06:00 ]

 アストロズの松井稼が19日、日本人野手の先陣を切ってフロリダ州キシミーでキャンプインした。午前9時からのミーティングに遅れること16分。気をもむ報道陣をよそに笑顔で球場入りした。近くの病院で行われた身体検査が長引いたためで、球団側も了解済み。予期せぬ“遅刻”に動じることなく、メジャー5年目の貫録を見せつけた。

 真新しい背番号3のユニホームを着てグラウンドに現れると、報道陣にカメラを借りた新守護神バルベルデらに囲まれた。主力選手のロッカーは近くに集められており、二遊間を組むテハダとは約5メートルしか離れていない。薬物使用疑惑をかけられたテハダは早速厳しい質問攻めにあったが、「二遊間を組むのが楽しみ」という新パートナーとコンビを深めるには申し分ない環境。昨年、あと一歩で逃した世界一を目指す戦いが始まった。

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2008年2月20日のニュース