代表者会議 FA関連問題は再討議へ

[ 2008年2月20日 20:28 ]

 プロ野球の12球団代表者会議が20日、福岡市内のホテルで開かれ、選手会が訴訟を前提に要求しているフリーエージェント(FA)の資格取得期間の短縮と、FA移籍に伴う補償金の問題などを討議した。

 選手会側はFAの資格取得期間を国内移籍では7年以下に短縮することを要求しているが、日本プロ野球組織(NPB)側は8年とする案を示している。この日の会議でも7年に短縮する案は出なかった模様で、補償金の減額など取得期間短縮以外の譲歩案などを話し合ったとみられる。
 伊藤修・実行委員会選手会担当顧問は「選手会と妥結することよりも、まずはこちらの考えをどうするか。最終結論は出ていない」と説明した。ロッテの瀬戸山隆三球団社長は「パーツ、パーツで(各球団に)持ち帰って話さないといけないことがある」と話し、3月4日の実行委員会で再討議されることになった。

続きを表示

2008年2月20日のニュース