中田“ポロポロ”初外野守備

[ 2008年2月20日 06:00 ]

レフトの守備に加わった中田は華麗なスライディングキャッチを決める

 三塁、一塁、今度は左翼!?日本ハムの中田が、初めて外野の守備練習を行い、左翼でフリー打撃の打球を追った。大卒ルーキー村田からグラブを借りたが、両足を滑らせてワンバウンド捕球したかと思えば、その後も何度かポロリ。高校時に外野手兼投手だった片りんはスライディングキャッチを1度見せただけに終わった。

 本人は「高校の時にやっていた外野は内野よりもやりやすいッスね。外野は(打球が)跳ねる危険がないし、普通にできると思う」と余裕の笑み。ところが、清水外野守備・走塁コーチは「決して上手ではない。コメントしようがない」と“プロ仕様”に程遠いレベルに苦笑いを浮かべた。

 今回の外野守備テストは梨田監督の意向。三塁で育成する方針は変わらないが「打力を生かすにはいろんな守備位置に挑戦させたい。レフトで使う可能性はある」とオプションの1つであることを強調した。

 「梨田さん的にサードも、ファーストもアカンから外野って感じでしょ。早く固定の守備位置を見つけたい」と中田。今後も外野の守備練習は続ける予定で、鎌ケ谷の寮から外野手用グラブを取り寄せるほか、外野用の新しいグラブの発注も検討している。

続きを表示

2008年2月20日のニュース