ペイトリオッツ、ルイス活躍で6年連続決勝進出

[ 2017年1月15日 14:15 ]

ランとレシーブとリターンで3のTDをマークしたペイトリオッツのRBルイス(AP)
Photo By AP

 NFLは14日にカンファレンス準決勝の2試合を行い、フォックスボロ(マサチューセッツ州)ではAFC第1シードのペイトリオッツ(東地区1位)が34―16(前半17―13)で第4シードのテキサンズ(南地区1位)に快勝。リーグ史上最長となる6年連続のカンファレンス決勝進出(通算13回目)を果たした。

 大活躍を見せたのは1メートル73の小兵RB、ディオン・ルイス(26)で、ラン(第4Q=1ヤード)とレシーブ(第1Q=13ヤード)とキックオフ・リターン(第1Q=98ヤード)で3TDをマーク。この3部門ですべてTDを記録したのはスーパーボウルを含む現行システムのポストシーズンでは史上初めてで、プレーオフで1試合3TDを記録したのはチーム史上5人目の快挙となった。

 QBトム・ブレイディー(39)は2つのインターセプトを喫しながらも、287ヤードと2TDをパスで獲得。苦しみながらも要所では難度の高いパスを通した。

 ただしすでに腰を手術して戦列を離脱しているロブ・グロンコウスキー(27)に続き、この日は今季7TDをマークしているマーテラス・ベネット(29)が第4Qに膝を負傷。パス・オフェンスで重要なターゲットとなっていた2人の主力TE(タイトエンド)を失う可能性があり、チーフス(西地区1位)とスティーラーズ(北地区1位)の勝者と対戦する22日のAFC決勝には不安を残した。

 NFC準決勝では第2シードのファルコンズ(南地区1位)が地元アトランタで第3シードのシーホークス(西地区1位)を36―20(前半19―10)で撃破。4年ぶりにカンファレンス決勝(通算4回目)に駒を進めた。

 今季のパス・レーティング(効果率)でブレイディーを上まわってリーグ1位の成績(117・1)を残したQBマット・ライアン(31)は37回のパス試投で26回を通し、インターセプトを喫することなく3つのTDパスをマーク。地元7万2000人のファンの声援を受けて奮起し、10月16日に24―26で敗れていたシーホークスにリベンジを果たした。

 ファルコンズは15日に行われるカウボーイズ(東地区1位)対パッカーズ(北地区1位)の勝者とNFC決勝(22日)顔を合わせる。

続きを表示

この記事のフォト

2017年1月15日のニュース