柔道女子 世界選手権へレスリング代表から逆転力学ぶ!

[ 2017年1月15日 05:55 ]

今年のテーマに「不動心」という言葉を選んだ増地監督
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 柔道女子の強化合宿が14日、東京都北区の味の素ナショナルトレセンで公開され、増地克之代表監督が今夏の世界選手権(ブダペスト)に向けてレスリング女子代表との合同練習を計画していることを明かした。

 増地監督はその狙いを「レスリングチームは逆転勝ちが多く、その諦めない姿勢に興味がある。ハードなトレーニングをやっていると聞くし、気持ちの部分は大きいと思うから」と説明。10日には男子代表もレスリングのグレコローマンスタイルの講習を受けており、女子もそれに続く形となった。

 昨年リオ五輪でレスリング女子は伊調馨を含め多くの逆転勝ちを収め、4階級で金メダルを獲得。一方の柔道女子は70キロ級の田知本遥の1階級だけの制覇に終わっただけに、有効な起爆剤になると判断した。4月以降に3日間の日程を組む予定で、リオ五輪女子48キロ級銅メダリストの近藤亜美は「楽しみ」と話した。

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2017年1月15日のニュース