萩野 プロ初陣は4月濃厚 術後右肘回復に向け慎重

[ 2017年1月15日 05:30 ]

 競泳のリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレー金メダリストの萩野公介(22=東洋大)が今春にプロに転向し、世界最大手のタイヤメーカー、ブリヂストンと所属契約を結ぶ意向を固めたことについて、指導する平井伯昌コーチ(53)は14日、「プロはリスクがあるし、甘いもんじゃないと言ってきた。五輪で金メダルを獲って自信をつかんだと思う」と愛弟子の選択を尊重した。

 9月に右肘を再手術した萩野は既に4月の日本選手権(13日開幕、名古屋)に向けて練習を再開している。徐々に練習の強度は上がっているが、ケガの再発を防ぐためにセーブしながらメニューを消化している。現時点で復帰レースは未定。平井コーチは「4月はぶっつけになるかもしれない」と語り、調整のためのレースには出場しない可能性も高い。「ブリヂストン萩野」のデビューは4月の日本選手権が濃厚だ。

 また、今後の出場種目については、「(手術して)背泳ぎが良くなっている。今後は2バックかな」と個人メドレー2種目に加えて200メートル背泳ぎで勝負するプランを明かした。 

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2017年1月15日のニュース