大雪警報の中の激走!京都が3年ぶり皇后杯 全国女子駅伝

[ 2017年1月15日 14:50 ]

<全国女子駅伝>除雪作業が続いた西京極陸上競技場のスタート地点
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 第35回全国都道府県対抗女子駅伝が15日、京都・西京極陸上競技場発着(9区間=42・195キロ)で行われた。激しい雪が舞う中でのレースとなったが、京都が2時間17分45秒で、3年ぶり16度目の優勝を決めた。

 京都市内は14日夜から大雪警報が発令され、この日午前中には10センチを超える雪が積もる状態。開催が危ぶまれたが、関係者による懸命の除雪作業で予定通りの号砲となった。

 小雪がちらつく中でのスタート。一人の転倒者もなくレースが進む中、降雪の勢いが強まり、折り返し地点付近では視界不良になるほどの猛吹雪となった。

 時折、日差しが戻り好転する場面もあったが、最後まで選手を苦しめた雪。レースの行方は9区のアンカー勝負となり、2位でタスキを受けた京都・筒井咲帆(20=ヤマダ電機)が、岡山・小原怜(26=天満屋)の猛追を振り切り、3年ぶりの皇后杯を手にした。

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2017年1月15日のニュース