日本勢トップは葛西の17位「今日は風が当たった」

[ 2017年1月15日 08:02 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は14日、ポーランドのビスワで個人第12戦(ヒルサイズ=HS134メートル)が行われ、日本勢は44歳の葛西紀明(土屋ホーム)が129メートル、125・5メートルの合計234・0点で17位となったのが最高だった。

 ソチ冬季五輪2冠のカミル・ストッホ(ポーランド)が133メートル、124メートルの268・0点で今季3勝目、通算18勝目を挙げて個人総合首位に浮上。2回目に進めなかった竹内択(北野建設)は33位、小林陵侑(土屋ホーム)は34位、伊東大貴(雪印メグミルク)は35位、作山憲斗(北野建設)は49位に終わった。

 歴代最多の通算53勝を誇るグレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)は約1年ぶりの復帰戦で31位だった。

 ▼葛西紀明の話 相変わらず(踏み切りの)タイミングが遅れたが、今日は風が当たった。タイミングさえ合えば、もう少し上に行けるんじゃないかと思う。

 ▼伊東大貴の話 ジャンプ自体はそんなに悪くなかった。僕の前でゲートが下がって風はなし。ちょっと不公平すぎた。

 ▼作山憲斗の話 もっと安定したジャンプじゃないと話にならない。(次戦は)しっかり2本目を飛べるようにしたい。

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2017年1月15日のニュース