沙羅4位で今季初めて表彰台逃す…W杯50勝お預け 伊藤は2位

[ 2017年1月15日 12:25 ]

ジャンプ女子W杯札幌大会で4位に終わり厳しい表情で引き揚げる高梨沙羅
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 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子札幌大会最終日は15日、札幌市・宮の森ジャンプ競技場(HS100メートル、K点90メートル)で個人第8戦が行われ、高梨沙羅(20=クラレ)は93メートル、89メートルの合計217・4点で4位。今季初めて表彰台を逃し、節目のW杯通算50勝はまたもお預けとなった。前日の第7戦でW杯初勝利を挙げた伊藤有希(22=土屋ホーム)が2位に入った。

 前日は伊藤に及ばず2位に終わり、「50勝を札幌でと思っていた。悔しいというか、申し訳ない思いです」と話していた高梨。この日は1回目で4位となる93メートルと出遅れ、2回目も89メートルと伸ばせなかった。

 伊藤が97メートル、96・5メートルの236・3点で2位に食い込んだ。マーレン・ルンビー(ノルウェー)が1回目97メートル、2回目に最長不倒の100メートルを飛び、248・5点で優勝した。

 ほかの日本勢は、岩渕香里(23=北野建設)が13位、勢藤優花(19=北海道メディカルスポーツ専門学校)は19位。岩佐明香(20=日大)は31位、茂野美咲(30=CHINTAI)は34位で、30位までによる2回目に進めなかった。

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