高梨50勝目お預け「圧倒されました」15日に必ず!

[ 2017年1月15日 05:30 ]

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子第7戦札幌大会 ( 2017年1月14日    北海道札幌市・宮の森ジャンプ競技場=HS100メートル、K点90メートル )

表彰台で並ぶ(左から)2位・高梨沙羅、1位・伊藤有希、3位・ルンビ
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 通算50勝は持ち越しとなった。男女を通じて歴代2位のW杯通算49勝を誇る高梨は、93メートル、92メートルの合計242・1点で2位に終わった。地元での勝利を狙ったが届かず、「50勝を札幌で、と思っていた。悔しいというか、申し訳ない思いです」と唇をかんだ。

 今季W杯はここまで6戦5勝。7、8日の個人第5、6戦(ドイツ・オーベルストドルフ)でラージヒルを飛び2連勝したが、「ラージに入り込んでしまって。余韻というか、イメージを引きずってしまった」。この日のノーマルヒルへの対応が難しかった。

 初勝利を挙げた伊藤については「今日は圧倒されました」と素直に称賛したが、続けてこう言った。「少しずつジャンプの内容は良くなっている。札幌で50勝を迎えられるように頑張りたい」。15日の個人第8戦で、節目の勝利を飾ってみせる。

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2017年1月15日のニュース