ナダル、全豪へ復調宣言!新コーチ迎え「戦う準備できた」

[ 2017年1月15日 14:56 ]

 男子テニス世界ランキング9位のラファエル・ナダル(30=スペイン)は、久々に“戦闘力”を取り戻した。全豪オープン開幕前日の15日に会場で会見を行い、「オフは(地元の)マヨルカ島で1カ月半みっちり練習できた。練習を楽しめているし、戦う準備はできた」と万全の状態を強調した。

 昨季は大会10度目の優勝を目指した5月の全仏オープンを左手首のケガで途中棄権。その後も精彩を欠き、初戦敗退した10月の上海マスターズで早々にシーズンを終えた。「全仏以降でOKなコンディション、100%じゃなくて、OKと言えるコンディションでプレーできたのは全米だけだった。リオ五輪でも手首にかなり痛みがあった」と120%ファイトが持ち味のナダルが不完全燃焼が続いた。現在の状態については「今はケガはしていない。痛みがない、となるともうずっと昔の話になるけど」と笑顔で語った。

 今季は「自分のパーソナリティーも戦い方も知っている。最適な人材だった」と同郷で元世界1位のカルロス・モヤ氏をコーチに招へい。前哨戦のブリスベン国際で8強に入り、真価の問われる大会となる。ナダルは1回戦が世界49位のマイヤー(ドイツ)、順当にいけば4回戦でモンフィス(フランス)、準々決勝でラオニッチ(カナダ)と対戦する。

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2017年1月15日のニュース