世界柔道覇者3人が会見 海老沼「この経験を五輪につなげる」 

[ 2013年9月2日 21:48 ]

柔道世界選手権を終え、金メダルを手に記念写真に納まる(左から)大野将平、海老沼匡、高藤直寿

 1日に終了した柔道の世界選手権を制した3人の男子金メダリストが2日、リオデジャネイロ市内で一夜明けの記者会見に臨み、2連覇を達成した男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)は「この結果を出すまでにいろいろな過程があった。この経験を3年後の五輪につなげたい」と同じ開催都市の五輪へ意欲を示した。

 海老沼は決勝で痛めた左肘をつった状態で、帰国する4日に精密検査を受ける予定。「まだ伸ばせず、外側の筋肉が腫れている」と説明した。

 初優勝の2人も笑顔で金メダルを披露した。73キロ級の大野将平(天理大)は「ハードな大会だったが試合の中で成長できた。圧倒的な力を身につけたい」と飛躍を誓い、60キロ級の高藤直寿(東海大)は「自分の人生で印象に残る大会だった。早く日本食をいっぱい食べたい」と喜びに浸っていた。(共同)

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2013年9月2日のニュース