遠藤 武双山ら抜く最速入幕「恥ずかしくないような成績を」

[ 2013年9月2日 12:29 ]

昭和以降最速となる初土俵から所要3場所での新入幕を果たし、新番付を手に笑顔の遠藤

 昭和以降最速の所要3場所で新入幕を決めた日本人ホープの遠藤は埼玉県草加市の追手風部屋で記者会見し「最速と言われるのはうれしい。番付の一番上の太い字で分かりやすく書かれているのもうれしい」と、番付表を目にして素直に喜びを口にした。

 低い体勢から前に出る正攻法で、大関まで昇進した武双山や長岡(のち朝潮)らの所要4場所を抜いた。まだ、ざんばら髪で22歳の遠藤は「すごい方々と比べられていくと思うので、恥ずかしくないような成績を残すよう頑張っていきたい」と自覚十分だった。

 師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は「こんなに早く上がるとは思ってなかった。思い切って自分の力を出せば、いい結果が出る」と頼もしげに話した。

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2013年9月2日のニュース