日本 米国に敗れ4連敗も最高タイ4位

[ 2013年9月2日 06:00 ]

米国に敗れ肩を落とす木村(右端)ら選手たち

バレーボール女子 ワールドグランプリ決勝ラウンド最終日

(9月1日 札幌市・北海きたえーる)
 日本は米国に2―3で敗れたが1勝4敗の勝ち点5で過去最高に並ぶ4位となった。江畑(日立)を中心に攻めて先に2セットを奪ったが、第4セットはサーブレシーブが乱れ17―25。最終第5セットもミスが目立ち12―15で4連敗となった。ロンドン五輪女王のブラジルが5戦全勝で4大会ぶり9度目の優勝を決めた。

 宮下と橋本の両セッターを6度も入れ替えたあたりに、ベンチの苦悩がにじんだ。日本はセッターのトスが安定せず、アタッカー陣は木村が26%、江畑が34%と決定率が上がらない一因となった。真鍋監督は「セッターとアタッカーのコンビが課題」とつぶやいた。正セッター竹下が引退した穴は大きく、緻密なバレーには程遠い。1日が19歳の誕生日だった宮下はサーブやレシーブでの貢献は光るが、トスワークは不安定。「5連戦をこなすだけの体力がない。集中力が続かなかった」と反省を口にした。

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2013年9月2日のニュース