桃子6バーディー36位浮上 好機ガッチリ67

[ 2013年9月2日 06:00 ]

USLPGAツアーセーフウェー・クラシック第3日

(8月31日 米オレゴン州ポートランド コロンビアエッジウオーターCC=6465ヤード、パー72)
 66位から出た上田桃子(27=フリー)が67で回り、通算7アンダーの36位に順位を上げた。宮里藍(28=サントリー)は73と落とし、通算6アンダーで47位に後退。昨年覇者の宮里美香(23=NTTぷらら)は72で、73で回った有村智恵(25=日本HP)と並び通算2アンダーの66位。63と爆発したヤニ・ツェン(24=台湾)が通算18アンダーで首位に浮上した。

 ぎりぎりで決勝ラウンドに進んだ上田が日本人最上位に順位を上げた。前日は予選通過を諦めて会場を引き揚げたが、後続がスコアを落として滑り込み。「神様がくれた2日間と思った」というチャンスで好プレーを見せた。3番でピン奥1・5メートルを沈めてバーディー先行。7番は1・5メートル、8番も3メートルにつけるなどショットをピンに絡めて、6バーディーを奪った。ここまで賞金ランク94位と低迷し、12日開幕のメジャー最終戦、エビアン選手権もかろうじて資格を得た。秋の米ツアーは出場選手が限られ、今大会とエビアン選手権で好成績を挙げないと苦しい。「最終日も頑張りたい」と気を引き締めた。

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2013年9月2日のニュース