高安、平成生まれ初三役に 遠藤は最速新入幕

[ 2013年9月2日 07:55 ]

 日本相撲協会は2日、大相撲秋場所(15日初日・両国国技館)の新番付を発表し、23歳の高安が新たに小結へ昇進して西に就き、平成生まれで初めての三役となった。

 昨年のアマチュア横綱で日大出身の遠藤が昭和以降最速となる初土俵から所要3場所での新入幕を果たした。先場所14勝1敗で制した十両を1場所で通過した。

 白鵬は3場所連続の東横綱で、4場所連続27度目の優勝を目指す。西横綱日馬富士は先場所10勝からの巻き返しを期す。

 綱とりが振り出しに戻った大関稀勢の里が5場所連続で東の正位に座った。琴奨菊も東大関で、西に鶴竜と琴欧洲。

 西関脇豪栄道は昭和以降3位に並ぶ9場所連続の関脇在位で、東の妙義龍は2場所連続。栃煌山は2場所ぶりに小結に戻った。栃乃若、天鎧鵬、豊真将、旭日松が幕内に戻った。

 左膝靱帯損傷で先場所を全休した把瑠都は大関経験者として3人目の十両転落。モンゴル出身の若三勝改め照ノ富士と千代丸が新十両になった。千代丸は十両千代鳳の兄で、兄弟関取は史上17組目。明瀬山、千代皇、北?磨が十両に返り咲いた。

続きを表示

2013年9月2日のニュース