小野完敗「明らかに自分より強い」3階級メダルならず

[ 2013年9月2日 06:00 ]

男子100キロ級準々決勝でエルハン・ママドフ(左)に敗れ、うつむく小野卓志

世界柔道第6日

(8月31日 ブラジル・リオデジャネイロ=マラカナジーニョ・アリーナ)
 男子100キロ級の小野は81キロ級と90キロ級に続く3階級メダルはならなかった。

 準々決勝では優勝したママドフ(アゼルバイジャン)に屈し、3位決定戦はロンドン五輪で穴井隆将に一本勝ちしたクルパレク(チェコ)のパワーに圧倒された。「明らかに自分よりも強かった」と完敗を認めた。昨年は90キロ級で五輪代表を逃して引退を考えたが、階級を1つ上げて現役を続行。5度目の世界選手権で6試合を戦い抜いた33歳のベテランは「柔道に完成形はない。一日でも長く続けたい」と意欲的だった。

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2013年9月2日のニュース