大嶽親方「部屋を守っていくことが恩返し」遺体は稽古場に安置

[ 2013年1月19日 23:24 ]

元横綱大鵬・納谷さん死去

 大鵬部屋の流れをくむ大嶽部屋の大嶽親方(元十両大竜)は「(遺体は)優しい顔をしていた。部屋を守っていくことがおやじ(納谷幸喜さん)への恩返し」と神妙な表情で語った。

 最近も稽古場に行きたいと繰り返していた納谷さんを思い、遺体は自宅ではなく稽古場に安置された。「『ばか野郎、稽古せんか』と怒られると思うけど、怒られてもいいから稽古場にした」と同親方は声を落とした。

 大嶽親方は部屋を継承した時、納谷さんから「築き上げてきた部屋をつぶしたくない。頼む」と言われたという。「その気持ちを強く持っている」と誓った。

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2013年1月19日のニュース