愛順当8強 右肘手術明けでも連覇へ隙無し

[ 2013年1月19日 06:00 ]

第2セット、強烈なスマッシュを放つ福原

卓球全日本選手権第4日 福原4-1丹羽

(東京・国立代々木競技場)
 昨夏のロンドン五輪女子団体で銀メダルを獲得した福原愛(24=ANA)、石川佳純(19=全農)は女子シングルスでともに準々決勝に進んだ。同ダブルス4回戦では平野美宇(12=ミキハウスJSC山梨)伊藤美誠(みま、12=豊田町スポーツ少年団)組が、小学生のペアとして史上初めて勝利した。

 女王が順当に8強入りした。シングルスで連覇を目指す福原は5回戦を4―1、6回戦は4―0で格下を一蹴。「きのう(17日)より相手は強かったけど、ラリーが続いてもしっかりと戦うことができた」と振り返った。昨年8月末に手術を受けた右肘の状態も問題なく「違和感はない。試合に集中しているので、さらに違和感はない」と自信満々。「(昨年の)全日本優勝は23歳で起きたこと。今は24歳の新しい気持ちなので、そこまで(連覇に)こだわっていない」と静かに気合を入れた。

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2013年1月19日のニュース