柔道新ルールに選手困惑も園田監督は「日本選手に有利」

[ 2013年1月19日 06:00 ]

 柔道女子の全日本強化合宿が都内で公開され、来月から国際大会で試験導入される新ルールの講習会などが行われた。

 今回のルール改正は組み手争いを厳しく指導し、下半身をつかむことを禁止するなど、柔道本来のスタイルに戻すことが最大の目的。相手の組み手を両手で切ることができないことや、投げ技の決めでもズボンがつかめないことなどが説明されると、選手からは困惑の声も上がった。それでも、全日本女子の園田隆二監督は「基本的に組み合って柔道をするスタイルを求められているので、日本選手には有利になると思う」と問題なしを強調した。ルールは8月27日にリオデジャネイロで開幕する世界選手権まで試験運用され、国際連盟で見直される。

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2013年1月19日のニュース