【清泉女子大学】東京外語大と連携・協力および単位互換協定締結

　清泉女子大学（東京都品川区）と東京外国語大学は１２月１４日、包括的な「連携・協力に関する基本協定」を締結した。これは、学生の交流、単位互換を含む教育研究指導・研究活動などにおいて、両大学の連携・協力の推進を図ることを目的としたもの。併せて「清泉女子大学と東京外国語大学との間における単位互換に関する協定」も締結した。

　清泉女子大学はスペインの聖心侍女修道会を設立母体とし、スペイン語スペイン文学科が大学の一つの特徴である。設立当初からスペイン人のシスターが教べんをとっており、東京外国語大学の教員も清泉女子大学で教えていたというつながりと、清泉女子大学杉山晃学長と東京外国語大学立石博高学長がスペイン語学科の同窓生という縁もあり、今回の協定締結に至った。

　締結式は東京外国語大学で実施。立石学長は「グローバル化牽引大学として特に中南米諸国の教育機関と更なる連携を進めている中、スペインや中南米諸国と緊密なネットワークのある清泉女子大学に協力いただけることに大変期待している。また、国際日本学研究の面においてもさままざまな形で協力体制を築けることを願っている」と述べ、杉山学長は「これから幅広くさまざまな連携・　協力ができることは大変楽しみであり、それ以上に学生同士が交流し、より密接な関係を築いていってくれることを期待している」とあいさつした。