【東京情報大学】初のオリジナルブランド「佐原いちじくタルト」誕生

　東京情報大学（千葉市若葉区／設置者：学校法人東京農業大学／学長：鈴木昌治）は、地域貢献と学生による商品開発実践の場として、同大オリジナルブランド「ＴＵＩＳ　ｃａｆｅ」を立ち上げ、第１弾の商品「佐原いちじくタルト」を開発した。

　同大学では、２０１２年１１月に地域貢献の一環として香取市と「東京情報大学・千葉県香取市地域連携協定」を締結。学生たちが香取市をフィールドとして市民レベルの「まちづくり」を学ぶとともに、同大の特徴であるメディアを利用した情報発信の方法や、地図情報を活用した取り組みなど、香取市の課題を解決するための支援をしている。

　香取市では、地域の産業物での商品開発等６次産業化に取り組んでおり、佐原商工会議所は市と連携して「佐原無花果物語（さわらいちじくものがたり）」と題し、いちじくを使って地元事業者が開発したさまざまな商品の認定制度によるブランド化を推進している。

　「佐原いちじくタルト」は、同大総合情報学部総合情報学科　起業・商品開発コースと香取市の洋菓子店が共同開発した「ＴＵＩＳ　ｃａｆｅ」第１弾の商品。香取市産いちじくを使用し、いちじくの素材を生かしたジャムをトッピングしたタルト。何度も試作を重ねながら開発され、商品からパッケージまですべてオリジナルで作成した。