×

大学Information

【城西大学】「歴史考古学への招待~モノから迫る近世列島史~」開講

[ 2015年5月15日 05:30 ]

 城西大学は6月6日、東京紀尾井町キャンパスで講座「歴史考古学への招待~モノから迫る近世列島史~」を開講する。これは、社会人らを対象とした生涯学習の場である「城西エクステンション・プログラム」の一つ。今回は、同大経営学部助教の石井龍太氏が、近世琉球史から「墓と喫煙」をテーマに講義する。要事前申し込み。定員60人。受講料1000円。

 「歴史考古学」は1960年代に提唱され、中世以降の歴史時代を解明するために工夫された新しい学問領域。歴史時代の解明には文書、民俗誌など多くの歴史資料が存在するが、歴史考古学は発掘調査に始まる考古学の方法論を中心に、他の学問領域と連携して進めるという大きな特徴がある。

 今回の講座テーマは、まず、考古学全般および歴史考古学の概念、さらに現状と課題について探る。その上で、具体的な研究例として、講師を務める石井氏が専門とする近世琉球史から「墓と喫煙」をテーマに講義する。葬送儀礼も喫煙も、現代社会では原形を失いつつある文化習俗であるが、発掘調査、民俗調査、文献史料調査が総合されることで何が浮かび上がってくるのか、歴史考古学の観点から迫る。

■申し込み
TEL:03(6238)1400
FAX:03(6238)1399
E-mail:kioiclub@jiu.ac.jp

続きを表示

バックナンバー

もっと見る