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【武蔵大学】ビッグデータ解読力とイノベーション力を育成

[ 2017年6月22日 05:30 ]

 武蔵大学(東京都練馬区/学長山嵜哲哉)では、社会学部に「グローバル・データサイエンスコース」(GDS)を新設。2017年4月より始動し、現在24人の学生が学んでいる。あらゆるデバイスがネットワークに接続される現代、企業や行政といった組織には、大量のデータが日々蓄積されている。こうしたビッグデータを社会と結びつけて分析できる人材が求められるようになった。

 GDSは新しい時代の世界共通語である「データ」の利用スキルと「英語」の両方をしっかりと身につける欲張りなコース。4年間の学びを通じて、広い社会学的な視野と高度な社会科学的スキルを持ち、データサイエンスへ対応するとともに、英語によるコミュニケーションが図れ、グローバルな視点を持つ人材を育成する。

 学びのポイントと4年間の流れは、

 (1)複雑な社会問題を徹底的にデータサイエンスする 「データサイエンス基礎」をはじめとしたデータ利用スキルに関わる科目はもちろん、社会学研究やメディア研究に必要な、社会調査や内容分析の方法論といった科目も数多く履修する。社会学的な方法論に習熟した上で、確かな技術にもとづいた社会分析が実施できる力を養う。

 (2)グローバルな視点とコミュニケーション力を養う英語学習 GDSでは異なる文化圏での勉学を必須とすることで、グローバルな視点を持つ人材を育成している。また定評あるゼミで、社会の課題を解決する対話力や共感力、調整力も鍛えられていく。これらの学びと英語教育が相乗効果を生み、コミュニケーション力に優れた人材へ成長する。

 (3)6週間の特別な海外英語研修さらに留学の推進とGDS実践で強化 1年次には6週間の海外英語研修を含む、集中的な英語トレーニングが行われる。さらに2〜3年次には協定留学や認定留学、あるいは国際ボランティア、国際インターンシップなどのグローバル体験・現場体験を行う「GDS実践」によりグローバルに活躍できる視野と能力を育成する。

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