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こだわり旬の旅

【愛媛・南予】高級魚スマってどんな味?脂乗った“全身トロ”

[ 2016年4月6日 05:30 ]

スマの刺身(左)と寿司
Photo By スポニチ

 「南予通信大学」はドコモgaccoによる日本初の公開オンライン講座で、「gacco(ガッコ)」を活用して受講できる。「愛育フィッシュ」「真珠」「シルク」「みかん」など南予が育んだ地域資源をテーマに、教材をウェブで配信し、受講者が回答する。

 これらを事前に学ぼうと、向かったのが愛媛県最南端の愛南町の料理店「黒潮海閤」=(電)0895(72)6091。愛育フィッシュ、つまり愛媛で愛情を込めて育てる養殖魚の一つ、スマを試食するためだ。スマとはカツオ状の形をしたクロマグロの近縁種で、「全身がトロ」といわれる高級魚。同県では「伊予の姫貴海(ひめたかみ)」と名付け全国販売を目指し、同町で養殖。全国に先駆け南予博期間中の週末に、4店舗でスマのメニューを提供している。

 黒潮海閤では刺身(税抜1500円)と寿司(2貫同600円)を味わったが、脂が乗ってマグロのトロのような軟らかな食感。「まだ養殖の数が少ないので、毎日提供できないのがね~」と店主の宇佐譲二さん。それでも「スマの骨をダシにしたラーメンもいいね」と夢は膨らむばかりだ。

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