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こだわり旬の旅

【北海道・北広島&千歳】工場見学で分かった「一番搾り」がおいしい理由 大満足の試飲も

[ 2023年4月4日 18:58 ]

黄色いビール色の建物が印象的なキリンビール北海道千歳工場
Photo By スポニチ

 翌日は北広島市のお隣、千歳市にあるキリンビール北海道千歳工場で「キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」(参加費500円)=(電)0123(24)5606=に参加した。いわゆる工場見学で、キリンビールの歴史を映像で学んだ後、ビールの原料であるホップの香りをかぎ、麦芽を試食。麦芽はカリカリとしてカボチャの種のようだ。興味深かったのが、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ。普通のビールは一番搾り麦汁と一番搾り後のもろみにお湯を注いだ二番搾り麦汁を合わせて造られるが、その違いは色だけで歴然。前者が濃い飴色なのに対し、後者は淡い黄色。飲んでも甘くコクがあるのに対し、出がらしのように薄め。一番搾り麦汁だけで造られる「キリン一番搾り」がウマイわけだ。

 この日は工場が休みで稼働している機械を見ることができなかったが、最後の試飲で大満足。おいしい生ビール提供のための知識や技術を習得したブルワリードラフトマスターが注いでくれた一番搾り生ビールで喉を鳴らした後、「一番搾りおいしさ実感セミナー」で3種類の一番搾りを体感。すっかり出来上がってしまったが、併設レストラン「ハウベ」=(電)同(23)0101=で頼んだ「ジンギスカンランチ」(税込み1470円)が、また一番搾りとの相性抜群。ついおかわりしてしまった。

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